となりのにっき けせらせら

けせらせら、まいにちは何とかなるさで暮らしてます。

渡航の日は雪でした。変更だらけのフライト その2

こんにちは となりです。

渡航の日は雪でした。変更だらけのフライト」

のつづきです。

 

手汗が止まらないまま、一睡もできず、食べた機内食は味がせず、

バンクーバーに到着

 

到着して最初の関門、入国審査

あの1人づつ質問を受け、滞在目的、場所、日程を答えるところ

私の場合は、目的はメキシコまでの乗り継ぎなので

「トランジット ト メキシコ transit to Mexico」と言えば済むはず

 

と、分かっているけど入国審査を待つ間はドキドキする

別に悪いことしたわけでも、持ち込み違反してるわけでもないのに

本当にこの待ち時間が嫌すぎてさらに手汗と冷汗が。

そして自分の番で無事に答えられて通過

(今思い出しても、よく答えられたと思います)

 

通過できたら休む間もなく今度は次の乗り継ぎのために

航空会社のカウンターへ行かなければならず

もらったチケットを確認してもこれがさっぱりわからない。

バンクーバーは初めてということもあったけど

何よりチケットが手書きだったのです。

今から考えると信じられないことだけども

当時はスマホが流行り出すちょっと前のことで携帯は解約済でした。

スマート搭乗もないし、Wi-Fiも気軽にできる場所も限られてました。

(たしかラウンジ内はあって、その他FreeWi-Fiもあったけど怪しいものが多い)

(仕事してる人たちはBlackBerryIphone使用)

成田を飛び立つ前にバンクーバー発メキシコ行のチケット発券が

間に合わずですが搭乗情報は最終地メキシコまで変更できているので

これで大丈夫と渡された手書きの紙

MX〇〇〇と航空便番号が書いてあったのでそれを頼りに

空港内で日本が通じるであろう日系航空会社ラウンジを探して

見つけた日本航空サクララウンジ」!!

 

ラッキーなことに受付に日本人!!

(と思ったら日系の方でしたが日本が通じました)

場違いな雰囲気で受付側も困惑してるのはわかったけど

こちらの必死さが伝わったのか笑顔で迎えてくれました。

紙チケットを見せながら事情を話してカウンターまでの道順を教えてもらい

搭乗1時間前に到着できました。

カウンターで手続き中、手書きのチケットを見ながら半信半疑な

スタッフと私でしたが搭乗情報があって座席をもらえました!!

(もしなかった別室に連行される運命だったろうに)

そして定刻通りに離陸、約5時間のフライト

 

人間、追い込まれると自力でどうにかできるんだと

やっと安心して座って今までの事を振り返り

次のメキシコまでのフライトを考えてまた手汗が。。。

次、スペイン語じゃん!

国際空港だから英語で対応してくれるとは思うけど

(事前情報だとスペイン語で話してくると聞いていました)

 

なんて日だ!!!

と言いようのない不安に駆られながらも行くしかない!行こ!!

いろんな感情が合わさって異常なテンション

寝ることもなく、暗い機内で過ごしました。

 

そして定刻通りにメキシコ、ベニートフアレス空港に着陸

お待ちかねの入国審査。。。

気持ちが伝わったのか?いやいや事前情報を信じ過ぎでした。

英語だったー!!

あっさり通過

よかったーー!!

 

大事な荷物を取りに行こうとアナウンスを聞くにも早すぎて理解不能

案内表示を探すのも一苦労

見つけて向かおうと歩き出せば両側にショップやバーが立ち並び人が多く

さらにサッカーの試合を放映中だったので余計に人があふれてて歩きにくい

案内表示も矢印案内もさっきまであったのになくなったり、

変なところからまた出てきたり

ようやく荷物の場所に着いたころには最後の方の人になってました。

 

そして最後の関門「税関審査」

少し前に無くなったと聞いた、荷物検査を選抜するシステム

税関申告書を出した後にボタンを押して、

「緑」ならスルー、そのままメキシコへ入国

「赤」なら荷物検査を受けなければならない

表向きはランダムと言われてましたが税関職員が選んでいるのではと

うわさの絶えないシステムで荷物の多い人やアジア人は狙われやすい等

いろいろとありました。

 

見事に「赤」

パッカーーーンと開けられた荷物を隈なく検査されました。

出た見てて、違反もなくたいして面白くもなかった中身だったと思うし

没収したそうなものがなかったから?すごく形式的にやってた感じ

グラシアスと一言で終わりました。

 

目の前に入国のドア、その門前で荷物を詰めなおして

ようやく、メキシコへ入国しました。

 

Bienvenido a Mexico